SWINGIN' Live Report update: 2006. 7. 9

2006年 6月 17日 UMB Bank Pavilion, St. Louis, MO
Live Report reported by wolfgang

会場はセントルイス近郊のUMB Bank Pavilion、21時頃からTom Petty & The Heartbreakersが登場。

1曲目は"Listen To Her Heart"。ミディアムテンポの名曲からスタートだ。ライティングも一気に派手になり、観客のクラウド・ノイズもスゴイ、曲間のMCではTPもこの大歓声に感謝の言葉を述べ、恐縮している。

で、その時に俺も後ろを振り返ったら指定席も芝生席もかなりガッツリ埋まっている、実は前座のTrey Anastasioのライブが終わったところまでは、まだ結構空いている席もあったし、オフィシャル・サイト用の席も売り切れてなかったので、会場のスタッフが芝生席を回り、芝生席の客に指定席へのアップグレードを持ちかけていたくらいだったから、ホントにこの会場全部埋まるんかいなと気にしていたのだが、それは全くの杞憂であり、ここまで客が入るんだなあと。やっぱスゴイよ、TPHB。

ソロアルバムからの曲が続いた後には、この夏リリース予定の新しいアルバムから新曲の"Saving Grace"。ちょっとブルースがかった割とシンプルな曲調である。オフィシャル・サイトでは曲の一部分しか公開されてなかったので、フルコーラスを聴くのはコレが初めてでした。でもこの曲、俺は割と好きだけど売れるんかな?

で、Yardbirdsの"I'm A Man"。途中からのジャムは俺がTPのライブを初めて観たときのオークランド公演でやったThe Count Fiveの"Psychotic Reaction"の途中でやったジャムに似ているかなあ。で、もう1曲カヴァー曲をやるわけだが、こちらではトムがマラカスを持って歌う... この曲はよく知らないのだけど、なんかTPが好きそうな歌だなあと。

トラヴェリングウィルベリーズの"Handle With Care"をやった後に、MCでハートブレイカーズのメンバー紹介、そしてスペシャルゲストのスティーヴィー・ニックスが登場。いやあ、それにしても彼女、結構ふっくらした感じになってしまったなあと(^_^;) でも歌声は昔のまんまです。

スティーヴィーは、TPが彼女のアルバムに参加してデュエットした曲、"Stop Draggin' My Heart Around"を歌う。続いて、TP初期のヒット曲である"I Need To Know"を歌って、一旦、彼女は退場。ここからアコースティックセットな感じになる。"Crawling Back To You"と新曲の"Square One"をTPが歌い、"Insider"では再びスティーヴィー・ニックスが登場してデュエット。

続く"Learning To Fly"もアコースティック・ヴァージョン、これもいいなあ。この曲はトムが歌ったが、スティーヴィーはコーラスでそのまま残っている。客の大合唱が印象的だった(もちろん俺も歌ったよ)。これでアコースティックセットは終わり...

そして"Don't Come Around Here No More"、TPがブレイクしたキッカケとなった名曲"Refugee"、"Runnin' Down A Dream"とギターバリバリのノリノリ曲が3連発。やっぱこの辺りはハイライトって感じで、外せないよなあ、ギターのマイク・キャンベルが一番かっこよく見える瞬間だ(いや、もちろんいつもカッコイイのだが)。

俺は前々から言っているのだが、"Don't Come Around Here No More"はかなりライブ映えする曲。まあアルバムではデイヴスチュワートのプロデュースだったので、ああいうちょい洗練(?)されたサイケで不思議な曲だったが、ライブではスゴイ、ロックな曲に生まれ変わる(後半のテンポが速くなる部分とかね)この部分ではお馴染みとなった(なってるのか?)照明を点滅させてストロボ効果のようにさせているのも懐かしい...(91年のライブでも同じような効果をこの曲でやっていた)。

"Refugee"はもうちっと最後のギターを長く(しつこく)やって欲しかった気もするが、まあこの後、さらに曲が続くのでしょうがないか(^_^;) 最後は"Runnin' Down A Dream"、やっぱこの曲はアゲアゲで大好きだ。最後を飾るにふさわしい(ホントはアンコールの最後でもいいんだけど)。で、22時45分頃、一旦終了。

5分後、アンコール。数年前のライブではハイライトの"Refugee"や"Runnin' Down A Dream"の代わりに演奏されていた"You Wreck Me"から。続いてカヴァー曲の"Mystic Eyes"。俺もよく知らない曲だ、ちょいサイケな感じもする...。TPはライブでは必ずと言っていいほど、有名無名を問わず、カヴァー曲を何曲かやるのだが、今回はYardbirdsの曲しかわからなかったなあ。

で、最後は"American Girl"、定番中の定番ですね。大きな盛り上がりを見せて、23時15分頃ライブ終了。
終わってからもしばらく興奮は冷めやまなかった...

それにしてもマイク・キャンベルの風貌が思いっきり変わってたのにはビックリした。で、今回ホントにがんばってたなあと言う感じがしたのが、Scott Thurston。ギター、ベース、コーラス、キーボード、ハーモニカとかなりマルチな活躍で、脱退してその後亡くなったという2代目ベーシスト(ライブではコーラスやギターでも活躍してた)Howie Epsteinが居ない今、この人の重要性は高まるばかりだなあと。まあその分、初代ベーシストで出戻りのRon Blairはなんか影が薄かったなあ。あとキーボードのBenmont Tenchは俺の位置からあまり見えずらかったせいもあり、なんかあんまり目立たなくて寂しかったなあと。

デビュー30周年ってことで、結構グレイテストヒッツ的なセットリストではあったし、TPのセットリストはあんまり変わらないのですごい驚きというのはないのだけど、やっぱこの人達のライブはいい。同じセットリストでも何度でも観たい気にさせてくれる。まあ欲を言えば、もうちょっと長くやって欲しかった気はする。
"The Waiting"も"You Got Lucky"も"Here Comes My Girl"も"Breakdown"も観たかったしね。

今回は11年ぶりのTPライブ、とても興奮したのだが、次にTPを観に行くのはいつになるんだろうか...
Jun-17 UMB Bank Pavilion, St. Louis, MO
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 Listen To Her Heart
 You Don't Know How It Feels
 I Won't Back Down
 Free Fallin'
 Savng Grace
 Mary Jane's Last Dance
 I'm A Man
 Oh Well
 Handle With Care
 Stop Draggin' My Heart Around
 I Need To Know
 Crawling Back To You
 Square One
 Insider
 Learning To Fly
 Don't Come Around Here No More
 Refugee
 Runnin' Down A Dream
 - encore -
 You Wreck Me
 Mystic Eyes
 American Girl
今回のライブ・レポートは、wolfgang さんご自身のHP Schizophrenic Lover に掲載された遠征記のうち、TP&HB部分を抜粋して頂いたものです。全文は以下のページでご覧になれます。
Visited To New York & St. Louis