Live Report update: 2001. 7. 8


1980年 4月21日 東京/読売ホール
Live Imperssion (初来日公演) mizuuchi
あの時は確か公演の2週間ほど前に急に思い立ってプロモータの音楽舎(つぶれましたね…)へ直接チケットを買いに行ったのですが、公演間近にもかかわらず1階F列という良い席でした。私にとってTP&HBのコンサートはKISS、Boston、TOTOに次ぐ4回目のコンサート体験だったのですが、それまでの必死のチケット争奪戦がウソのように、簡単に良い席が取れたのでちょっと驚きました。多分あの時はチケットの売れ行きがあまり思わしくなかったのではないですかね。

コンサートで最も印象的だったのは、5人が皆とても個性的だったこと。そしてその個性が心地良く融合して一つにまとまっていたこと。実は当時はTomしか認識出来ていなかったのですが、これはTomとバック・バンドなどではなく、この5人で結成したTom Petty & The Heartbreakersというバンドなんだ、ということをこのライブを体験して強く感じました。

中でもStanとBenの演奏とキャラクター(?)が印象に残っているのですが、特に感銘を受けたのはStanのドラム。凄く良かった。あのシンプルなセットであんなに表情豊かに叩けるなんて、と感心することしきりで。それをニコニコしながら軽〜るくやってるもんだからまた格好良い。その後もTP&HBらしさの隠し味は、Stanのリズム(スイング)だぁと思い込んでおりました。(今でもその気持ちは変わらなかったりします...(苦笑))

そしてTomの柔らかな表情。体調が悪いと言う話もありましたが、私には彼が非常にリラックスしていたように見えました。意外な事に、Mikeの印象があまりない。なぜだろう... ゴメンナサイ。当時のベースはまだRonでしたが、あのブィ〜ンというベースの音以外はやはり印象が薄い。

曲で印象に残っているのは序盤「この曲は次のシングルだよ」と紹介された"Here Comes My Girl"、彼らを好きになるきっかけになった"Refugee"、そして終盤に演奏された"Shout"(と思う)と、その時の観客との一体感。署名欄にも書きましたが、観客の投げ入れた帽子(確かジャイアンツ)をかぶってニヤニヤ顔で歌うTomの姿、最も印象に残っているシーンです。

小さい会場だったのも良かったのかも知れませんが、とてもリラックスしたムードで、皆ニヤニヤしながらお互いに目配せして、楽しんで演奏してるのがこちらにも伝わってくるような、身近でしかも熱いライブだったと記憶しています。

なんて、かなり想像の世界で語ってしまったかも。20年前ですから(笑)。 ただ、今の彼らも昔とそう変わっていないのではないでしょうか。