Books(Tom Petty)

Tom Petty(TP&HB)を主題にした書籍 

Petty: The Biography

Warren Zanes 著
2015年 11月 Henry Holt & Co
全323ページ、4部24章。
待望の本格的なバイオグラフィー。TPが1990年代にヘロイン中毒に陥った経験をこの本の中で初めて公にしました。TPだけでなく周辺への取材も周到に行われたことを伺わせる豊富なエピソード・ストーリーが盛り込まれています。
同書公式サイトには著者のインタビューなどの情報が掲載されています。
ハードカバー版だけでなく、Kindle 版(電子書籍)、Audible(オーディオブック)でも発売されています。
   

Tom Petty and Me

Jon Scott 著
My Rock and Roll Adventures with Tom Petty 2018年 Chickasaw Buddy Publishing
全191ページ。
内容未見。
ABCレコードでプロモーションを担当していた著者の作品。40年間にわたる交友関係から描かれたTPのストーリー。John Mellencamp による序文付き。ペーパーバック版と Kindle 版(電子書籍)が発売されています。
   

An American Rock and Roll Story

Nick Thomas 著
2014年4月 Guardian Express Media
全292ページ。
内容未見。
ペーパーバック版と Kindle版(電子書籍)でも発売されています。
   

Rock ‘n’ Roll Guardian

Andrea M. Rotondo 著
2014年2月 Omnibus Press
全368ページ、14章。
写真類は本文とは別に24ページあり、その中には珍しいものも含まれています。 TPの人生を14章に分けて描いており、巻末にはディスコグラフィー等のデータも付属。ファンの視点で書かれたものとして、手軽にTPの歴史を追いかけるには良い本ではないでしょうか。ペーパーバック版と Kindle 版(電子書籍)が発売されています。
   

Runnin’ Down A Dream

 
2007年10月25日 Chronicle Books

全240ページ、10章。[Coffee table style, full color]
内容は200枚以上の写真(多くは未出版)、TP手書きの詩やセットリストや個人的なスナップなどの関連写真を含み、Peter Bogdanovich によるTP&HBやその他の人々(友人、ミュージシャン等)へのインタビュー(ドキュメンタリーのために行われたものの要約)を掲載。

  comment by TOSHI, 07/11/1
本の大きさは縦30cm、横25cm、厚さ2.5cmとかなり大きいです。本体の外装には凝った仕上げが施されていますので、入手されたら是非カヴァーを外してみてください。見慣れた写真も多いですが、ドッキリするようなカットもあるので、マストアイテムだと思います。

Conversations With Tom Petty

Paul Zollo著
2005年11月 Omnibus Press
全**ページ、16章。
インタビューによってまとめられた Tom Petty の伝記本。part 1(15章)が「life」、part 2(1章)が「songs」。最初の本格的なTP本として価値のある一冊ですが、本人談による内容は若干偏りも見られます。後に出た「Petty: The Biography」と併せて読むと良いでしょう。

 

<序文> foreword by Tom Petty

僕の音楽をテーマとしたインタビュー集をPaul Zolloがやるというアイディアが浮上したとき、それは悪くないものだと思った。僕たちの音楽について奥深く詳しくカバーする資料がないことは、多くのファンが長年不満を抱いていたことだ。Paulのことはこの10年間、数回のインタビューを通じて知っていた。彼は付き合って心地良いし、インタビューのたびにこれ以上ないほどに準備してきた。彼はソングライターとその方法論について、強い情熱を持って原稿を書いてきた人だ。ここでの僕へのインタビューも例外ではない。

2004年から2005年にかけて、僕たちは何度も会った。Paulはまるで彼自身が楽曲を演奏する(レベル)までに知識をつけてインタビューにやって来た。それによって、僕は30年間の不思議な音楽人生を改めて聴き直すことが必要となった。

インタビューが進むに従い、(僕の)音楽を理解するためには、僕の人生、そしてそれがどう進んでいったかを理解する必要があることがハッキリした。

この本は決して自伝ではない。その機会はまた改めて別の時に取っておこう。しかし、Paulがこれまでにないほど深く踏み込んだ僕たちの伝記を導き出したことは間違いない。

ここでは Zollo氏が僕の多くの記憶を覆っていた埃を落としてくれている。僕がこれまでの人生を楽しんできたのと同じくらいに、みなさんがこの本を読んで楽しんでくれることを願っている。それでは。

  <翻訳: Shigeyan>
   

Songwriters on Songwriting 

Paul Zollo 著
The Expanded Version 内容未確認。