Mike Campbell

basic information

本名 Michael Wayne Campbell
生年月日1950年 2月 1日
出身地 フロリダ州 パナマ・シティ
パート リード・ギター
家族Marcie(妻)
Brie・Kelsey・Darien(子)
孫あり
参考干支: とら  星座: みずがめ座
動物占い: コアラ

bio

Mike Campbell は、フロリダ州のパナマ・シティで生まれ、ジャクソンヴィルで育ちました。家庭はTP同様、それほど裕福ではなかったようです。15歳のときに両親が離婚し、父親の再婚相手が沖縄出身の日本人とのことで、日本には会ったことのない親戚が沢山いるそうです。

ギター少年の印象が強い Mike ですが、実際にギターを弾き始めたのは16才の頃から。Mike はそのきっかけを次のように語っています。

「夕食にハンバーガーを食べていると、ラジオから”Like A Rolling Stone”が流れてきた。僕はその曲、その歌詞にすごく興奮して、これは誰かが自分のために書いて演奏しているに違いないと思った。それで、僕はギターを買ったんだ。”Like A Rolling Stone”は、僕がギターで最初に練習した曲だ。」

[Rolling Stone, 1986]

「最初の楽器は父親の買ってくれた日本製のギター($60の沖縄製の”Guya”)。その後、全財産つぎ込んで、Gibson Firebird を手に入れた。」

ただし、1999年にオフィシャル・サイトに掲載された「Spotlight」コーナーでは、最初に練習した曲は「Bob Dylan のレコードから”Baby Let Me Follow You Down”」だと言っています。また、最初に書いた曲は、”Purple Sand”という Beach Boys 風の曲だそうです。

その後、Dead or Alive というスリーピースのバンドでブルースや Gratful Dead 風の曲を演奏していましたが、TPに出会った頃にはやめていたそうです。この時まで、Dead or Alive は Mike にとって唯一のバンド経験でした。

ハイスクール(Ribault High School)卒業後、大学進学のために(カレッジ通学という記述も有り) ゲインズヴィルにいた Mike は、ルームメイトの Randal Marsh が Mudcrutch のドラマーに応募したのをきっかけに、TP に出会います。バンドにもう一人ギタリストを加えてジャムをするということで駆り出されたのです。

出会いのシーンはまるでドラマのようで、ファンとしては想像するだけでワクワクしてしまいます。

「間もなく彼 (Marsh)は、Mike Campbell という名の痩せて物静かな若者を連れて戻って来た。Pettyは彼に「”Johnny B. Goode”を弾けるか?」と尋ねた。Mike は「やれると思うよ」ともぐもぐ答えたが、演奏が始まると2人の Tom は彼のピッキングに惹き込まれ、興奮してしまった。Petty と Leadon は互いに顔を見合わせ、Campbell を見つめると「僕らのバンドに入るんだ!」と言った。」

『Playback』ブックレットより

そして、TP に誘われる形で Mudcrutch の一員となり、その後、40年以上もの間、常に Tom と一緒に活動してきました。どんな時にも TP の傍らには、控えめでありつつ、とても楽しそうにギターを弾いている Mike の姿があります。

文字どおり、TP&HB を支える偉大なギター・プレイヤーであると同時に、ソングライター/プロデューサー/エンジニアとしても高く評価されています。”Refugee” “Here Comes My Girl” “Runnin’ Down A Dream” “You Wreck Me”など、TP&HB の代表作ともいえる曲を Tom と共作していますし、1985年の Don Henley の大ヒット”Boys Of Summer”は彼の曲です。

コンサートやセッションでは、様々な楽器を使用して私たちを楽しませてくれている Mike (もっとも本人の方が楽しんでいるという気もしますが)。使用された楽器は、6&12弦のエレクトリック/アコースティック、Slide、Lap Steel などのギターは当然として、Percussion、Synthesizer、Keyboad、Harpsicord、Bass、Mandolin、Dobro、Sitar、Buzuki と多岐にわたります。そして極めつけは、Koto(琴)。アルバム『Let Me Up』の中の、”It’ll All Work Out”という曲で聴くことができます。

1999年当時の話では、所有しているギターの数は(本人もハッキリとはわからないものの)200本くらい。一番好きなギターとしては Fender Broadcaster、自分を代表する一本としては Ferrington のダブルネック・ギターを挙げています。

デビュー以来一貫してギターに専念し、コーラスにも参加していなかっ Mike ですが、1999年にはついに TP&HB のアルバム『Echo』に自作のヴォーカル曲が収録されました。これには多くのファンもビックリ。決して上手くはないのですが、23年目のチャレンジには拍手を贈りたいものです。

今のところ、この試みは1回きりで終っていますが、本人的にはまんざらでもないようです。「Spotlight」コーナーの「ファンの前で歌う気分はどうですか?今後も Heartbreakers のアルバムにリード・ヴォーカル曲を収録する予定はありますか?」「ライヴで演奏するのが一番好きな曲は?」という質問に以下のように答えています。控えめな印象の Mike なのですが… 意外な一面もあるようで微笑ましいです。

「バンドで歌うのは大好きなんだ。将来的にはもっとやりたいね。」
「このツアー(1999年のEchoツアー)では”I Don’t Wanna Fight”。なぜなら、自分が王様(king)になれるから。」

2000年前後からは The Dirty Knobs というバンドを結成し、TP&HB の余暇を利用してライヴ活動も行なっています。既にレコーディングも行っているものの、当面はレコード契約を結ぶ予定はなく、本人たちの楽しみのために演奏をしているそうです。

1975年、Marcie と結婚、Brie・Kelsey・Darien という 3人の子供がいます。(97年 2月にサン・フランシスコに行った時にヘイト・アシュベリーの路上で、偶然にもMike とその家族を見かけました。家族サービス中かなと思いきや、Mike は一人、中古レコード屋さんに消えて行きました。)