1-1. The Fillmore Party Report

** The Party Is Over

翌日の11:15、まだ心を残したまま、私たちはSFを後にしました。疲れと、充足感と、寂しさを抱えて。SFからの帰りの飛行機の中では、いろいろな思いが駆け巡りました。私もせつこさんもこの2日間を思い出しては、興奮状態でしゃべりまくったかと思えば、ひどく感傷的になって黙り込んだり。それは現実世界に戻るまでの長いトンネルのように感じました。

「TP&HB日本公演」はもう私たちにとっては目標じゃない … そんなのは当然の話で、その他に Fillmore バージョンのシークレット・ギグをしてもらうんだ!その時にはまた特製サインで「私たちが Fillmore にいたのを覚えてる?」というのを出すの。アピールが上手くいったことで私たちは強気になり、そんな話で盛り上がりました。そして何だかTomさんたちがとても身近な人になったように思えて、それぞれのキャラクター付けをして楽しんだり、Tomさんを主人公にした4コマ・マンガの作成を目論んだりも … 今思うとちょっと恐ろしい、テンションの高い会話ですね。

個人的に考えてみると、今回のPARTYでは本当に「喜・怒・哀・楽」様々な感情が交錯していたように思います。それもかなりのハイ・レベルで。いろいろなことが凝縮された瞬間、やはりそれは現実とは少しかけ離れた時間だったのかもしれません。でも、それは本当に意味のあるものでした。TP&HB のライヴを見て、素敵な人達に出会ったことで、心がとてもスッキリ軽くなり、また新たなパワーを得たのは確かです。「日本でTP&HBを見たい」そんな願いを実現するために、ここから再びスタートなのだと思っています。

あまりに素晴らしくて未だ地に足が降りていないという感じです。ほんとうに信じられないようなことがあって、夢のような体験でした。(S)

日本のファンが待っているというメッセージも伝えることができたし、ほんとうに有意義な旅行となりました。もうこうなったら、力の限りを尽くして日本に呼ぶしかない!という感じです。私たちは幸運にも Fillmore まで行くことができたけれど、彼らを愛する気持ちは変わらないのに、未だライヴを見たことがない人がいっぱいいるのです。あの素晴らしい時間をみんなに味あわせてあげたい。もちろん何よりも自分がもう一度(というかできるなら何度でも)味わいたい。だからがんばろうと思います。(S)

「死んでしまわないように気をつけよう (半分本気)」 それ程、運の巡りが良すぎた。「運は引き寄せるモノ」と考えるのならば、皆の願いが強かった事によるのだろう。 … という事は、更に多くの人々が日本公演を望むのなら!!!(J)

言葉じゃ言えん何かが入った、ライヴは Live なんだ!! (J)


最後までレポートを読んでくださってありがとうございました。私たちの興奮と感激が、少しでもみなさんに伝われば良いのですが … どうだったでしょうか?

Fillmore から帰ってもう2週間になります。夢のような時間は過去になり、現実の世界に復帰しつつあります。でも、PARTY が終わって、私たちはまた次の PARTY のことを考えています。それは夏のツアーかもしれないし、次のFillmore かもしれないし、もしかしたら待望の日本公演かもしれません。(そうあってほしいと心から願っています!)

それが具体的に、いつどこでなのかはわからないけど、また絶対にTP&HBを見たいという気持ちは強まりました。そしてチャンスがある限り、一人でも多くの人たちが TP&HB の素晴らしさを体験できることを願っています。そのためにも、絶対にキャンペーンを成功させたいと思っています。

最後に、今回の私たちの PARTY を応援してくれた方々に心から感謝を致します。
しげやん、HB’s Japan Party&Team HB のみんな、Cathy B.、Frank、Steve、潤子さん、そして今このページを読んでくださったあなたにも。
最後に忘れてはならないのは、こんなに素敵なものを贈り続けてくれている Tom、Mike、Ben、Howie、Scott、Steve … 偉大な Heartbreaker たちに!!

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