7- 20th Night(Feb-7)~ Live at The Fillmore CD ~

97年2月7日のライヴはラジオでオン・エアされたためか、アメリカでは早速 Bootleg CDとなって出回ってます。私も誘惑に勝てずに手に入れました。そして、これが素晴らしい。興味のある方は是非どうぞ!!ここではその3枚組のCD『Live At The Fillmore』に沿って、20th Night を紹介します。

  • 2月 6、7日の2日間は、インターネットによる中継も行われました。その際の画像です。
The Fillmore 20th Night
  • (3disc) 14 * 15 * 11曲 / 190分 CD-R

CD-1

  • 1. Around & Around 「Oh baby doll …」 まずTomの声… そしてライヴのはじまり。ノリのよいR&Rナンバーからスタート。素晴らしいライヴを予感させます。
  • 2. Jammin’ Me Dylanとの共作ナンバー。とても力強い。最近のライヴで演るのは珍しいのでは?
  • 3. Runnin’ Down A Dream 早くもTP&HBキメのナンバーが登場。さらっと演ってしまった。
  • 4. Time Is On My Side このショーがラジオとインターネットで放送されているのでリスナーにもTPからご挨拶。「I’d just like to say everyone listening, everyone here is naked !!」 そして Stones ナンバーがゆっくりと始まる。
  • 5. Call Me The Breeze The Fillmore 最後の夜でとても去りがたいというTP。
  • 6. Cabin Down Below 『Wildflowers』からのハードでクールなナンバー。
  • 7. Diddy Wah Diddy Great Americanを紹介する。「Elvis is king, but Diddley is daddy.」 Bo Diddleyのナンバー。
  • 8. Slaughter On 10th Avenue Mikeのギター・コーナー。95年のツアーでは”Diamond Head”をやっていたが、今回は同じく Venturesの”10番街の殺人”と007ナンバー”Goldfinger”を一日交代で。とにかく「Here’s Big Hand Mike Campbell !!」
  • 9. Listen To Her Heart 1978年のナンバー(TPはこの曲がお気に入りなのでしょうね)。
  • 10. I Won’t Back Down 今回のショウの中でももっとも感動的な場面。従来と違うアレンジで静かにそして力強く歌われ、なんともいえないムードに包まれる。
  • 11. The Date I Had With That Ugly Old Homecoming Queen Fillmore を運営するBGPに感謝の言葉を。そして、この Fillmore に来てから作ったという TP&Mike の新曲を披露してくれます。
  • 12. I Found My Baby ここで、本日の特別ゲスト John Lee Hookerを迎えての3曲。
  • 13. Serves You Right To Suffer John Lee、すごいパワーです(一体、何歳なのだろう)。
  • 14. Boogie Chillin’ まさに Boogie, Boogie!!

CD-2

  • 15. It’s Good To Be King この曲のライヴ・ヴァージョンはラストが圧巻。
  • 16. Green Onions ここで Benmont Tench を紹介。Ben の好きなBooker T.& MG’sの名曲。私も大のお気に入り。これを聴くと Fillmore の雰囲気を思い出します。
  • 17. You Are My Sunshine みんなの知ってるこの曲で会場が一体となる。TPも楽しそうにハーモニカ吹いてます。
  • 18. Ain’t No Sunshine You Are My Sunshine~Ain’t No Sunshineへのつながりが、カッコ良いです。
  • 19. On The Street Mudcrutch 時代の曲。Ben の両親の家のリビング・ルームでデモ・レコーディングされた。
  • 20. I Want You Back Again 「Fillmore でやるのにはもっとも気に入ってる曲」として、この Zombees のナンバーを。
  • 21. Little Maggie ここでサポート・メンバーの Scott Thurston を紹介。Scott が TP に紹介したブルーグラスの曲で、TP は Scott 自身にリードを任せます。結構はげしいです。
  • 22. Walls 前曲からアコースティック・パートに入ってます。つづいて最新作『She’s The One』からの2曲。
  • 23. Angel Dream TP はギター、Mike はマンドリン。
  • 24. Guitar Boogie Shuffle ここで一旦、エレクトリックに戻り、「Fillmore Ballroom を shuffle」します。
  • 25. Even The Losers 再びアコースティック。TPの代表的ナンバー2曲が、実に感動的です。
  • 26. American Girl 観客も各々歌い、会場が一体となった瞬間。本当に素晴らしい。
  • 27. You Really Got Me ここから一気に盛り上げてクライマックスへ。Kinks のナンバーをシンプルに。
  • 28. County Farm さらに激しくなってきました。
  • 29. You Wreck Me ライヴ本編のラストはこの曲に決まり。近年の TP&HB のノリの良い曲代表です。

CD-3

  • 30. Shakin’ All Over ここからアンコール。The Whoのカバー。カッコよくてゾクゾクしちゃう。
  • 31. Mary Jane’s Last Dance “Mary Jane”もラストが TP&MC のギター・バトルになって圧巻です。
  • 32. You Don’t Know How It Feels 「Let’s roll another joint」の合唱が…。
  • 33. I Got A Woman Ray Charles のナンバーを軽快に。
  • 34. Free Fallin’ みんなの大好きなこの曲もアンコールに登場。
  • 35. Gloria Tomのアドリブで観客との掛け合いがはずむ。「Singin’ her name!!」 - 「GLORIA」
  • 36. Johnny B. Goode TP&HB お得意の C.Berry ナンバー。80年代にはよく演っていた。
  • 37. Satisfaction あまりにも有名な Stones ナンバー。印象的なギター・イントロからもうワクワク。
  • 38. Louie, Louie 後半で「We gotta go…」と TP が歌うたびに、観客が「nooo…」と叫んで盛り上がる。
  • 39. It’s All Over Now これも Stones ナンバー。とっても素晴らしい。
  • 40. Alright For Now TP からのお休みなさいのメッセージ。ライヴの最後に静かに語りかけるように歌われると、とても穏やかな気分になる。そして最後に TP は言います。「Good night. God bless you!」