2011(no tour)/ 3 公演
Wed, Oct 5, 2011 at Oracle Appreciation Event, Treasure Island, San Francisco
- Listen to Her Heart
- You Don’t Know How It Feels
- Mary Jane’s Last Dance
- Don’t Do Me Like That
- I Won’t Back Down
- Free Fallin’
- Fooled Again (I Don’t Like It)
- Champagne & Reefer
(Muddy Waters cover) - Breakdown
- First Flash of Freedom
- I Should Have Known It
- Good Enough
- Learning To Fly
- Don’t Come Around Here No More
- Refugee
- Runnin’ Down A Dream
~ encore ~
- American Girl
blog post: 2011.10.8
今年は完全オフかと思われた Tom Petty and the Heartbreakers でしたが、10月5日にサンフランシスコ沖合いの Treasure Island にある遊園地で行われた「Oracle Appreciation Event」に出演しました。このイベントは Oracle 社が年一回開催する「Oracle Open World」という大規模展示会の一環として行われるもので、毎年、有名なミュージシャンが出演し評判になっているようです。今年は TP&HB の他に、Sting、Dave Wakeling & The English Beat が演奏しました。
イベントとはいえ、フルのコンサートで TP&HB は16曲+アンコール1曲を演奏しています。基本的に昨年のツアーの演奏曲目とほぼ同じ構成。目新しいのは、7曲目の「Fooled Again (I Don’t Like It)」と8曲目の Muddy Waters のカヴァー「Champagne & Reefer」くらいです。
音源を一度だけ通しで聴いた感想としては… うーん、やっぱり「お休みモード」かなあ?という感じ。今年最初のライヴ、ツアーで演奏を重ねてきていないので仕方ないのかもしれませんが、諸々ぎこちなく緊張感は弱く、時折ガタガタ… に聴こえます(あくまでも個人的な感想です)。
演奏し慣れた前半の曲については結構リラックスしてる(し過ぎてる)印象です。7曲目と8曲目は丁寧に演奏されていて一番の聴きどころかもしれません。レアな曲なのでちゃんとリハーサルもしたのでしょうかね(笑)。ところが、後半の「First Flash of Freedom」でガクっと崩れてしまいます。
この曲は、Mike Campbell も「チャレンジだ」と言っているとおり、演奏が難しい曲のようです。昨年のツアーでも不出来なことがしばしばあり、演奏曲目から外されたりもしています。状態の良いときでないと、まともな演奏にならないのかもしれません。(個人的には大好きな曲なので、これに懲りずに続けて欲しいと願っています。)
「FFF」の不出来に少なからずショックを受けて、私的には全体にに今イチという判定ですが… まあ、こんな日もあるさ。
それにしても、世間に対してあれこれ吠えてるTPその人が、冠つきのイベント出演というのは解せないところです。曲間のコメントではやけに「Thank You」を連発している TPに、「そんなにもらったのか?」と下世話な想像をしてしまうのでした(汚れた発想で済みません)。