Tom Petty and the Heartbreakers : News 2009

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Dec-2009

12. 31    『The Live Anthology』 チャート
(確認が遅れましたが…)『The Live Anthology』が12月12日付のBillboard 200 (アルバム・チャート)で初登場51位にランクインしてました。その後のアクションは確認できていませんが、最新号(2010/1/2)では200位以内には残っていませんでした。
12. 27    2010 is going to be a big year
12月24日、<Highway Companion Club>からメンバーに以下のようなメールが送られたようです。(私のところには来ませんでした … 私のメンバーシップが期限切れで対象外なのか、或いは例によってオフィシャルからのメールニュースが登録しているにもかかわらず届かないせいかは不明。)
それはともかく、「2010 is going to be a big year for Tom Petty and The Heartbreakers. We have some major announcements and developments to look forward to. Stay tuned.」ですって?!ニューアルバム/ツアーを期待して良さそう…ですね。
<抜粋>
As we reach the end of 2009 and the beginning of 2010 Tom Petty and The Heartbreakers, TomPetty.com, and the Highway Companion Club want to say thank you for being a member of our community.

We hope you are enjoying the new TomPetty.com and have had an opportunity to listen to the incredible Live Anthology that was just released.

2010 is going to be a big year for Tom Petty and The Heartbreakers. We have some major announcements and developments to look forward to. Stay tuned.

In the meantime, the band would like to express their gratitude to their biggest fans during this holiday season and thank everyone for their support.
12. 16    Now Available
先週末(12/12)辺りより『The Live Anthology』のデラックス盤がTOWER、HMV、Amazonから発送開始となりました。日本国内でも無事入手可能となり本当に良かったです。前回の過ちを繰り返さずに済んだのはオフィシャルの尽力なのか…?分かりませんが、素直に感謝したいです。なお、アナログ盤の発送も始まり、これで全フォーマットが流通していることになります。
12. 11    Deluxe Box Set
発売の遅れているデラックス盤(5枚組、ユニバーサル・インターナショナル)ですが、12/11現在、HMV・TOWER.JPのサイトで、発売日: 12月11日、配送: 注文後2~7日程度の表示となっています。今度は無事発送になって欲しいですね。
12. 10     DVD 「Rock And Roll Hall Of Fame LIVE」続報
<TOSHI> 10月に紹介したDVD「Rock And Roll Hall Of Fame LIVE」の通常盤を入手しました。こちらはDVD4枚に54曲が収録された物。これには2002年の授賞式でTP&HBが演奏した"American Girl"が入っています。外箱にリージョンコードの記載はありませんが、機械に入れて調べたところ<リージョン1>でした。ご購入を考えていらっしゃる方はご注意下さい。
12. 5     In celebration of the release of The Live Anthology
『The Live Anthology』の発売にあわせて、TV・雑誌などで取り上げられています。
TV ⇒ 11月29日(日)放映 CBS Sunday Morning
TPへのインタビューを中心とした約9分間のプログラムです。内容はこちらでご覧になれます。HB's Clubhouseにて(かなりジジイ度全開な)TPがいつもの調子でインタビューに答えています。
雑誌 ⇒ 12月10日号(RS1093)の Rolling Stone誌に TPのインタビューが掲載されています。『The Live Anthology』のレヴューもあり。
ラジオ ⇒ 11月 22日?? 2-hour radio special hosted by Jim Ladd.
It’s an insider's look at The Live Anthology featuring full tracks from the album and new interviews with Tom Petty, Mike Campbell, and Benmont Tench.

Nov-2009

11. 25     『The Live Anthology』 リリース?
既にアメリカではリリースされたようですが、日本ではまだ(各CDショップから)配送開始になっていないようです。CD通販サイトの情報やオフィシャルのニュースなどを総合すると、以下のような感じです。
3種類のフォーマットに発売先により2パターンあり、さらにBest Buy 独占販売のデラックス盤以外は輸入盤も存在するため、各種乱立していて混乱気味です。
フォーマット 発売先 レーベル 発売日 *
通常盤
(4CDs)
北米 Reprise / WEA  11月 23日 11月 24日
北米以外 Universal International 11月 30日 12月 1日
デラックス盤
(5CDs)
北米 Reprise / WEA  11月 22日 -
北米以外 Universal International 12月 7日 12月 1日
アナログ
(7LPs)
北米 Reprise / WEA  12月 1日 11月 24日
北米以外 Universal International ?? 1月 11日 1月 11日
* CDサイトに告知
されている発売日
11. 25     Buried Treasure Season 5
Sirius/XM ラジオのDeep Tracks チャンネルにて<Tom Petty’s Buried Treasure>のシーズン5が 11月19日からスタート、初回のプログラムは全編が発売間近の『The Live Anthology』の特集でした。
再放送スケジュールは以下の通り。Deep TracksのチャンネルはXMでは40、Siriusでは16。
Saturday 4am EST/1am PST、Saturday 8pm EST/5pm PST、Saturday 11pm EST/8pm PST、
Sunday 2pm EST/11am PST、Monday 11am EST/8am PST
(別途、以前のシーズンのプログラム2本が土曜日夜に再放送されている。)
次のプログラムは翌週木曜日の夜8時(EST)/5時(PST)にオンエアーされます。
11. 23     間もなく発売
Superhighway Tour の先行配信(24曲)は11月17日にて終了、残り24曲は11月23日よりダウンロード可能となります。また、通常盤のリリースが当初発表の11月24日から一日早まり、11月23日となったようです。日付上は今日ですね。
11. 12     デラックス盤の予約受付
タワーレコードおよびHMVでデラックス盤の予約受付が始まっています!!!内容を見ると、以下のようになっているので、オフィシャルでいうところのインターナショナル・カスタマー向け対応ではないかと思われます。
発売日: 12月1日  レーベル: Universal  発売国: International
詳細はこちらにてどうぞ ⇒ <HMV> <タワー>
11. 10     Jack's Mannequin、Steve Ferrone とレコーディング
カリフォルニア州出身の Andrew McMahon率いるオルタナティヴ・ロック・バンド Jack's Mannequin が、レコーディングで Steve Ferroneと共演したことを明かしています。
「共演に対してはいつもオープンだ。最近は新しい曲をレコーディングし始めたよ。まだ、初期の段階でこれからどうなるか見てるところだけどね。TP&HBのドラマーでDuran Duranとも演奏していた Steve Ferroneと数曲を仕上げたけど、それは最高だったよ。だから、次のレコードでは、多分スタジオにいろいろな人を招いて、良いレコードをつくるためにみんなの持ち芸を提供してくれればと思ってるんだ。」
なお、彼らの最新作は『The Glass Passenger』(2008年)、年末年始にかけてはWeezerと全米ツアーの予定です。
<Shigeyan> http://www.dailytargum.com/news/jack-s-mannequin-u-made-for-each-other-1.2031365
11. 10     Sister Hazel 新譜に Stan Lynch
ゲインズヴィル出身のロック・バンド Sister Hazel の新譜『Release』(8月18日発売、Rock Ridge Music)に Stan Lynchが参加しています。以前より度々共演してきたコンビですが、今作ではStanは以下の3曲に参加しています。
<Shigeyan>
"I Believe in You" 作詞・作曲、パーカッション、プロデュース
"Better Way" プロデュース
"One Life" 作詞・作曲、プロデュース
11. 10     Traveling Wilburysの豪華本発売
<TOSHI> イギリスの Genesisi Publications から Traveling Wilburys の豪華本が発売されます。仕様は2種類あり、Collector版は195ポンド、Deluxe版は375ポンドです。両方ともJeff Lynneのサインが入っているとのこと。興味のある方はサイトをご覧下さい。 [ Collector版 ] [ Deluxe版 ]

Oct-2009

10. 26     SHT ガイダンス映像
<Superhighway Tour>ってどうなの??という方向けに説明映像がアップされました。果たして参考になるでしょうか。
10. 21     Track List
ようやく、『The Live Anthology』のトラック・リストが発表になりました。気になる内容は こちらこちらでどうぞ。
10. 10     Twitter
SHTとのからみなのか(?)、トラック・リストはまだ発表されていませんが、10月7日から Twitter で1日2曲程度の曲目がアップされており、10月10日現在で6曲が明らかになっています。
 Disc 1 Track 7:  I'm A Man         9/21/06 Gainesville, FL
 Disc 1 Track 8:  Straight Into Darkness  12/7/82 London, UK
 Disc 2 Track 7:  Angel Dream (No. 2)   4/19/03 Chicago, IL
 Disc 2 Track 8:  Learning To Fly      6/16/06 Manchester, TN
 Disc 4 Track 4:  Crawling Back To You   8/26/05 Berkeley, CA
 Disc 4 Track 5:  My Life/Your World    6/23/87 Cuyahoga Falls, OH
10. 10     Benmont が Keyboard Magazineに登場
『Keyboard Magazine』(2009年11月号)に、Benmont Tenchへのインタビューを中心に組まれた特集が掲載されています。インタビューはピアニストでシンガー・ソングライターでもあるJon Reganが行っています。なお、『Keyboard Magazine』のサイトではインタビュー時の動画を見ることができます。Benmontが様々なキーボードを触りながら奏法や音色などの解説をしていますので、興味のある方は是非ご覧下さい。
<TOSHI> ※合計11個、計25分42秒の映像がアップされていますが、インタビュー途中で切れて話がつながっていない箇所もあります。またBenmontの声のレベルがかなり低いので全体的に聞き取りにくいです。
10. 10     Timothy B. Schmit 新譜に Benmont 参加
The Eaglesのベーシスト、Timothy B. Schmit の新譜『Expando』(米10月20日発売予定、Lost Highway)にBenmontが参加しています。他のゲスト陣もGraham Nash、Kid Rock、Garth Hudson(The Band)、Van Dyke Parks、Dwight Yoakamなど、果てしなく豪華です。
<Shigeyan> http://www.antimusic.com/news/09/sep/re30New_Solo_CD_From_Eagles_Timothy_B._Schmit_...
10. 10     Dave Rawlings デビュー作に Benmont 参加
シンガー・ソングライター Gillian Welchや Ryan Adamsとの交流で知られるギタリスト Dave Rawlings。The David Rawlings Machine名義のデビュー作 『A Friend of a Friend』(米11月17日発売予定)に Benmontが参加しています。
<Shigeyan> http://www.billboard.com/news/dave-rawlings-steps-into-spotlight-with-1004016758.story#/...
10. 10     Works Progress Administration (W.P.A. )
<ツアーの反応>
W.P.A.のメンバー Sean Watkinsが、現在の全米ツアーについて次のように語っています。
「(バンドへの反応は) とても素晴らしいんだ。レコードはとても大好きだし出来に満足しているけど、その反応がどうなのかは全く予想できなかったんだ。
(どんな人が観に来ています?)あらゆる人たちだ、様々な年齢層のね。僕たちのそれぞれの出身バンドからのファンもいるね。基本的には大学生中心で一部中年といったところかな。」
<Shigeyan> <Benmont ご用達の和食 レストラン>
W.P.A.のメンバー Glen Philipsが、Benmontに連れて行ってもらった日本食(風)レストランについてインタビューで語っています。
「(L.A.で好きな店はどこですか?) Benmontが <Inaka>という自然食で完全菜食主義の日本食風レストランに連れてってくれたな。」
レストランのメニューを見る限り、納豆、寄せ鍋、雑煮まであって、まあ確かにヘルシーなんですが、デザートの"tofu chocolate pudding"って一体…。
10. 10     John Mayer、TP の影響を語る
前作ライヴ・アルバム『Where The Light Is』で "Free Fallin'"をカヴァーしていたJohn Mayer。近日発売される新譜『Battle Studies』(米11月17日、日本12月2日、SICP-2452)の制作にあたるTPの影響を、「トム・ペティやフリートウッド・マックやニール・ヤングのタイムレスさを意識しながら曲を綴った」「メロディとメッセージは簡潔で、シンプルであるからこその効率性を伴う直感的なもの」と語っています。
<Shigeyan> http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/JohnMayer/?info
10. 10     Dirty Knobs ライヴ映像
8月10日付 (Depot Street 8月号掲載)でお伝えしたThe Dirty Knobsの8月21日のライヴの映像がYouTubeにアップされています。このバンドでは積極的にボーカルをとっているMike Campbell。なんだか徐々に上手くなってきている感じです。将来的には歌に目覚めて、ソロアルバム制作に着手してくれても嬉しいのですが。照明の関係で、全体的に暗い映像ですが興味のある方はご覧下さい。
<TOSHI> "Working Crass Hero" & "You've Got To Hide Your Love Away" "In A Gadda Da Vida" & "Susie Q"
10. 10     DVD 『Rock And Roll Hall Of Fame LIVE』
Time Life社が製作した『Rock And Roll Hall Of Fame LIVE』(DVD9枚組)。過去24年間の授賞式での演奏の中から選ばれた名曲・名演125が詰まったこのDVDの中にTP及びTP&HBの演奏が収録されています。
 『Rock And Roll Hall Of Fame - Light My Fire』 (DVD-1)
Crosby Stills & Nash with Tom Petty For What It's Worth 1997年
TP、Jeff Lynne、Steve Winwood Handle With Care 2004年
TP、Jeff Lynne、Steve Winwood、Prince While My Guitar Gently Weeps 2004年
 『Rock And Roll Hall Of Fame - Start Me Up』 (DVD-2)
Tom Petty And The Heartbreakers American Girl 2002年
Time Life社サイトでは119.96ドル、R&R Hall of Fameサイトでは108.89ドルで販売されています。現時点ではリージョンコードに関しての情報は得られていません。
<TOSHI> また、このDVDのCM3種類 (1/ 2 / 3 )が YouTubeにアップされていますので、興味のある方はご覧下さい。
10. 4     デラックス盤 発売の行方
9/28付でお伝えした通り、デラックス盤はやはり Best Buy からの独占販売となるようです。発売日は(通常盤の11月24日から2日早い) 11月22日。Best Buyは北米への販売のみで、海外には対応していません。Superhighway Tourのマーチャンダイズ・コーナーではデラックス盤の予約を特別価格の99ドルにて受け付けていますが、やはり米国国内向けのみです。
一方、国外ファン向けには、デラックス盤を含む『The Live Anthology』は「Universal Music Group International」から発売される旨が記載されていますが、詳細は不明です。
10. 4     「Superhighway Tour」 スタート
9月29日からSuperhighway Tourがスタートしています。チケットを購入して専用サイトにログインすると、ツアーの始まり。『The Live Anthology』発売日(11月24日)までの毎週火曜日、8週間にわたって2~4曲ずつ新しい曲がリリースされます。なお、アメリカ国外のファンは Ticketmaster でのみ購入可能です。
ツアー最初の配信は "Nightwatchman" と "A Woman In Love" の2曲。それぞれに、曲目解説、TP、Mike、Benmontのコメントや当日のセットリストなどが付いています。Superhighway Tourのサイトで登録すると、この2曲をフリーで視聴・ダウンロードすることが可能です(48時間限定)。
10. 4 オフィシャル・サイトで少しずつ情報が更新されていますが、(例によって)上書き更新しているので、何が新しく追加になった情報なのか分かりづらいです。当サイトのニュース・コーナーでは時系列の情報、ディスク・コーナーでは最新の総合情報をお伝えします。 (2009. 10. 4)

Sep-2009

9. 28     Only Best Buy ???
先ほど、オフィシャル・サイトの情報を眺めていて愕然としてしまいました。デラックス盤は「Available Only at Best Buy」となっているではありませんか!!!「RDAD」の悪夢再びなのでしょうか?
*「RDAD」の時と同様だとすると、日本では買えないということになってしまいます。
9. 24     11月 24日発売
オフィシャル情報が出ました。『The Live Anthology』は 11月24日、<Superhighway Tour>は9月29日です。<Superhighway Tour>のチケット(?)は専用サイトチケットマスターで発売されます。価格は24.98ドル。なお、オフィシャル・サイトに『The Live Anthology』の仕様等に関する情報が追加されましたが、トラックリストはまだ出ていません。
9. 22     The Live Anthology 発売日
9月3日の第一報以来、オフィシャルはすっかり沈黙してます。「どんどん情報をアップデイトしていきますよ~」という勢いでしたが、またもや…(以下自粛)。
公式情報ではありませんが世間的には、発売日は今のところ 11月24日となっているようです。Amazon.comでは4枚組通常盤を 20.99ドルで予約受付していますが、トラックリスト等の詳細情報は掲載されていません。オフィシャルからの続報(第二報)が待たれます。
9. 11     The Live Anthology
9月3日(米国時間)に予てより噂になっていたライヴ・アルバムの発売が正式に発表されました。コレがなかなか驚きの内容です。まだオフィシャル・サイト に第一報が出たのみですが、そちらを整理してお伝えします。(一部、噂/推測を含みます。)

タイトル :  『The Live Anthology』
発売時期 : 11月初旬予定(噂)

内 容 : TP&HBのライヴ活動全般を時代的に網羅するライヴ・レコーディング集。膨大なライヴ音源から厳選された曲目は、1978年から2007年までの主要ツアーをカバー。彼ら自身のヒット曲やオリジナル・ナンバーに加えて、様々なカヴァー曲も多数収録。

プロデュース: Tom Petty, Mike Campbell and Ryan Ulyate
音源は全てライヴ・レコーディングされたままの状態で調整やオーバーダビングは行なわれていない、とのこと。
フォーマット:
 1. 通常盤 (4-cd set)
CD4枚組 (48曲収録)のボックスセット。販売価格が25ドル程度(!)になる模様。
 2. デラックス盤(deluxe box set)
CD5枚組(62曲収録)。販売価格は100ドル弱程度の模様。
ディスクは全てBlu-ray技術による高音質盤、ステレオおよび5.1チャンネル・サラウンド・システム。未発表のライヴ等を収録したDVD2枚、1976年発売の『Official Live Leg』のアナログ(リマスター盤)などが付属。
 3. デラックス・アナログ盤 (7-album vinyl box set)
アナログ7枚組。曲目・曲数は2.と同様と思われる。従来のマスターではなく、新たなマスター(無圧縮の24bit 96kのデータ)を使用。
 4. Tom Petty and the Heartberakers Superhighway Tour
独自のデジタル配信(全48曲)。一般(店頭)発売前の8週間前から24曲を先行配信、一般発売時に残り24曲が配信される。先行配信は24曲まとめてなのか分割して提供されるのかは不明。「Superhighway Tour」のみの特典として、メンバーによる曲目解説や写真・メモラビリアなどが付属(オンラインにてデジタル的に提供されるものらしい)。
 5. デジタル配信(i-Tunesなど一般の配信システム)
こちらについては詳しく言及されていません。
注 釈 :
収録されるカヴァー曲には以下が含まれているとのこと。"Goldfinger" "I Want You Back Again"(the Zombies) "Friend of the Devil"(the Grateful Dead) "Oh Well" (Fleetwood Mac)"Green Onions"(Booker T. and the MGs) "Good, Good Lovin'"(James Brown)1997年のFillmoreでの演奏 "Goldfinger"と"Friend of the Devil"が収録されて、個人的には「超」嬉しいです(これだけで買いです)。

2.のDVDに収録される未発表ライヴは、1978年12月31日にサンタモニカのCivic Auditoriumで行なわれた「New Year's Eve Concert (年越ライヴ)」と1995年のドキュメンタリー「400 Days」。
前者はTV放映用のライヴ映像で、海賊盤としてのみ出回っていたもの。後半にゲストで Dell Shannonが登場して「Runaway」を一緒に演奏してました(ちょっと唐突でしたが)。また後者は『Wildflowers』収録からツアーにかけてを記録したMartin Atkins監督によるドキュメンタリー映像。

2.の『Official Live 'Leg』(あるいは『The Official Live Bootleg』)は、1977年にShelter が出したプロモーション盤(片面のみ4曲収録)。1976年12月12日にボストンのSt. Paul's Mallで行われたライヴを録音したもの。

5.の「Superhighway Tour」 は今回の目玉的なコンテンツ。ツアーチケットを購入するとデジタルでライヴ体験ができる…ということでしょうか。先行配信以外にもさまざまな特典が付くようです。11月初旬の8週間前の開始となると「Xデー」は来週早々ではないかという憶測もチラホラ有り。いずれにしても間もなくということなので、気になる方は随時情報をチェックしてみて下さい。
9. 11     Rolling Stone 誌
最新の Rolling Stone誌(RS Issue 1087、表紙: Stephen Colbert)に、早くもTP&HBの『The Live Anthology』に関する記事「Preview: Tom Petty Unearths Live Gems on New Box Set」が掲載されています。丸1ページを使っているそうですので、気になる方はチェックしてみて下さい。
9. 11     オフィシャルサイト・リニューアル
『The Live Anthology 』発売のアナウンスにあわせて、オフィシャルサイトがリニューアルされました。どうやら何か売りたいものがあるとリニューアルされるようです(笑)。新しくなったサイトには今回のリリースのニュースとメッセージボードがあるのみ(他のコンテンツはどこへ行ってしまったのか??)。ユーザビリティの悪さが改善されていないのが残念ですが… ここしばらくは『The Live Anthology 』リリースの情報などが頻繁に提供されるようなので、マメにチェックしてみましょう。
9. 11     Benmont セッション情報
ノースカロライナ出身の Avett兄弟(Scott & Seth)率いるブルーグラス・バンド、The Avett Brothers。Rick Rubinがプロデュースする新譜『I and Love and You』(Columbia Records, 9月29日発売予定)にBenmontが参加している模様です。
http://www.thereader.com/music.php?subaction=showfull&id=1250184409&archive=...
シアトルを拠点に活動するシンガーソングライター、Brandi Carlileのサード・アルバム『Give Up The Ghost』(Columbia Records, 10月6日発売予定)にもBenmontが参加しています。Dixie Chicksの新譜でもBenmontと共演したChad Smith(dr, Red Hot Chili Peppers)のほか、Elton Johnがデュエット参加しています。
<Shigeyan> http://www.cmt.com/news/news-in-brief/1619083/brandi-carlile-schedules-new-album-...
9. 8     The Live Anthology
オフィシャル・サイトがリニューアルされ、予てより噂になっていたライヴ・アルバムの発売が発表されています。タイトルは『The Live Anthology』、11月初旬発売予定。TP&HB全キャリアからのライヴ音源で、4枚組(通常盤)/5枚組(デラックス・パッケージ)の2種類が出るようです。詳細は追ってお伝えします。

Aug-2009

8. 10     TP&HB の SHM-CDに関するユニバーサルの見解
4月からユニバーサルに問い合わせを続けたSHM-CD(紙ジャケ)の件でやっと先方から回答がきましたのでご報告させて頂きます。こちらからの質問内容は以下の2点。
 1. 『フルムーン・フィーヴァー』は何故ヨーロッパ盤を復刻したのか?
 2. 『イントゥ・ザ・グレイト・ワイド・オープン』は何故復刻されなかったのか?
1.に関しては「アメリカを活動の拠点としているミュージシャンの発売したアルバムのオリジナルが何故ヨーロッパ盤なのか」、2.は「広告にオリジナルLPを紙ジャケ化と書きながら、LP(アナログ盤)を復刻しなかったのか」というのが私の疑問でした。

4月9日の初回問い合わせから合計3回連絡を取り、3ヶ月経過した7月15日にやっとユニバーサルからメールが送られてきました。それ以降も3回メールのやり取りを重ねた結果、得られた回答は以下のようなものでした。

1.は「『フル・ムーン・フィーヴァー』ですが、リリース当初、USではCDのみの発売であったため、ヨーロッパ盤がオリジナルLPとなります。」とのこと。世の中に出た順番が大切で、そのミュージシャンがどの国の人間かは関係ないという回答でした。つまり、日本で最初に発売されていれば、それが<オリジナル>という判断をユニバーサルはするという回答です。

2.は「『イントゥ・ザ・グレイト・ワイド・オープン』につきましては、アルバム・リリース時、プロモーション用に作られたLP
(*1)が存在しました。広告出稿後、このプロモーション盤のアートワークを採用するべく入手を予定していましたが、結局入手できず、残念ながらCDアートを使用せざるを得なくなりました。最後まで入手を粘りましたので、タイトな進行になりまして、仕様の変更につきましては、商品のタスキに記載するに留まりました。」とのこと。

これは解説が必要かもしれません。2009年1月発売の雑誌『レコードコレクターズ』の広告では「●オリジナルLPをミニュチュア化した紙ジャケット仕様」としながら、発売されたモノは既存のCDのデザインを使った、広告とは明らかに違う仕様でした。にも関わらず、仕様の変更に関してはCDの帯部分に小さく書かれているだけで、今現在でもユニバーサルのSHM-CDサイトでただの一言の告知すらされていません。それに対する回答が上記のものです。

そうすると、雑誌への広告出稿時点でオリジナルとなる素材を入手していないにも関わらず「オリジナルLPをミニュチュア化した紙ジャケット仕様」と謳い、さも発売するかのように告知していたことになります。

ということで、「当初から用意の無いままに、この再発を進めてしまったのか?」と再度問い合わせたところ、ユニバーサルからは「もちろん、どのようなリリースであっても、用意の無いまま企画することはございません。」と逆ギレの返事がきました(笑)。

ならば「<用意のないままに企画はされない>ということであれば、その時点で何らかのアナログLPのアートワークを入手していたか、それとも入手の見通しが立っていたということになると思います。 それが、最終的に既存CDのアートワークを使用せざるを得ない状況になったのは何故でしょうか?」 という当然の疑問をぶつけたところ、「お問合せいただきました件、誠に申し訳ございませんが、制作上の都合によるものですので、詳細につきましては、これ以上お答えできかねます。」との大笑いしたくなるようなメールが返ってきました。

以上が、今回のSHM-CD(紙ジャケ)発売に関するユニバーサルの見解です。みなさん、どう思われますか?
<TOSHI> *1) ユニバーサルの見解では『Into The Great Wide Open』のアナログ盤は全部プロモーション盤だったとのことです。当時、輸入盤専門店などで販売されていた記憶があったので、その件を尋ねると「販売されていたとすれば、そのプロモーション盤だったと思われます。ご存知かとは思いますが、販売禁止のプロモーション盤もかなり流出してしまっております。」という返事でした。
8. 10     Dirty Knobs ライヴ
<TOSHI> Mike Campbellのバンド Dirty Knobsのライヴが 8月21日(金)に行われるようです。場所はL.A.のライヴハウス Joe's Joint。今年に入ってからはCozy'sでの演奏が続いていたので、Joe's Jointへの出演は10ヶ月ぶりのこと。正式発表はありませんが、ファンからの情報によれば「通常の形態とは違い、ドラマーが2名になる」とのこと。ライヴの様子が何か分かれば、次号でお伝えさせて頂きます。
8. 10     Guitar Hero 5 続報
<TOSHI> 以前お伝えした通り、北米で9月1日に発売される人気ゲーム Guitar Hero 5 にTP(&HB)の曲が使われることになりました。使用されるのはTPの"Runnin' Down A Dream"とTP&HBの"American Girl"。前回も書きましたが、TPがよく許可したな~というのが正直な感想です。
8. 10     Steve Ferrone、Aerosmith の影武者に
<Shigeyan> Aerosmithのドラマー、Joey Kramerの自叙伝『Hit Hard: A Story of Hitting Rock Bottom at the Top』が発売されました。その中で1997年にアルバム『Nine Lives』をレコーディング中、精神的に追いつめられた彼はレコーディングから一時離脱し、Steve Ferroneにデモ演奏を依頼したエピソードが明らかにされています。

Jul-2009

7. 25     New Box Set
(忘れた頃にやってくる… ) Gone Gator からの情報によりますと、Tom Petty and the Heartbreakersの新しいボックス・セットがクリスマス・シーズンに出るようです。内容は全てライヴ音源とのこと。
長らく言及されてきたライヴ・アルバムがボックス・セットになるのでしょうか… 正式な情報を待ちつつ、発売されることを祈りましょう!
7. 10     "Scare Easy" が使われた映画がDVDに
<TOSHI> あのRobert B Parkerが書いた小説を映画化した『Appaloosa (邦題:アパルーサの決闘)』。日本では劇場未公開でしたが、エンドクレジットに Mudcrutch の"Scare Easy"が使われています。発売されたDVDの付属の映像特典の中では監督・共同脚本・出演を務めたEd Harrisが、この曲に関してのコメントを述べています。興味のある方はご覧下さい。
[ 販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ 2009年6月24日発売 価格:3,980円 ]
7. 10     Dirty Knobs が2日連続のライヴ
6月26、27日の2日間、L.A.のCozy'sで Mike Campbellが参加するバンドDirty Knobのライヴが行われました。前座は今回も Romeo Delta (Mikeの息子 Darianが参加するバンド)。27日の映像がYouTubeにアップされていますのでご紹介します。
http://www.youtube.com/watch?v=BhQxQIe8M64
MikeとJason Sinayがギター弾き倒しています。
<TOSHI> http://www.youtube.com/watch?v=tWyRRbLMLJE
前半は Mikeの歌うJohn Lennonの"Working Class Hero"が聞けます。後半はThe Beatlesの"You've Got To Hide Your Love Away"を演奏しますが、エンディングのフルートのメロディを Mikeがギターで見事に再現しています。
7. 10     Works Progress Administration
<大々的なツアーへ>
Benmont Tenchの新バンド Works Progress Administration (WPA)について、6~9月のツアー日程を既にお伝えしましたが、その後、追加日程が発表され、12月まで全米各地を回る大掛かりなツアーとなります。日程詳細は公式サイトを参照下さい。
<Shigeyan> < バンド名の由来>
WPAのバンド名は1930年代、アメリカを襲った大恐慌後の経済対策(ニューディール政策)にちなんでいます。Glen Philipsのインタビューによると、バンド名はWPAによる建築工事が進んだ結果、演劇・音楽などの雇用が創出されたことに由来しているそうです。「そのプログラムが創った『作品によるコミュニティ』という遺産が好きだった。僕たちがこのプロジェクトでやっているように、人々がお互いを助け合っていたんだ。個人個人で作るより大きなものを一緒に作り上げるということなんだ。」
7. 10     Benmont、Davy Knowles の新作に参加
<Shigeyan> 22歳のギタリスト・シンガー、Davy Knowles の新作 (Davy Knowles & Back Door Slam名義)『Coming Up for Air』(Blix Street、6月16日発売)にBenmontが参加しています。Peter Frampton プロデュース、Bob Clearmountain ミキシングという非常に贅沢な布陣のもと、Benmontをはじめ、Jackson Browneのリズム・セクション(Fritz Lewak、Kevin McCormick)もゲスト参加。ゲスト陣についてKnowlesはインタビューで次のように語っています。「(Peter Framptonが)Jackson Browneのバンドと Benmontを呼んでくれ、感謝しつくせません。彼らは素晴らしいミュージシャンで、僕を後押ししてくれて、僕の全てを引き出してくれました。一緒に仕事が出来て素晴らしかったです。本当に素晴らしい人たちです。」 なお、本作には George Harrisonのナンバー"Hear Me Lord"のカバーも収録されています。
7. 10     Benmont、Christina Courtin のデビュー・アルバムに参加
<Shigeyan> ニューヨーク出身のシンガー・ソングライター、Christina Courtinのデビュー作『Christina Courtin』 (Nonesuch Records、6月23日)に Benmontをはじめ、WPAのGreg Leisz、 Jon Brion、Jim Keltner、Marc Ribotなど豪華ゲストが参加しています。

Jun-2009

6. 10     『Guitar Hero 5』に TPの曲が使われる?
<TOSHI> 9月9日に全世界同時発売されるゲーム『The Beatles: Rock Band』。The Beatlesの楽曲を使用した初の音楽ゲームということで注目されていますが、実はTP&HBの曲も音楽ゲームに使用されるようなのです。モノは人気シリーズ Guitar Heroの第5弾『Guitar Hero 5』。北米での発売は9月1日予定。現在まで 84組のミュージシャンの名前が挙がっていますが、TP&HBの曲がどういう形でゲームに登場するのかは今のところ不明です。ただ、YouTubeに"Runnin' Down A Dream"を使ったデモ演奏の映像(全体の長さは8分39秒ありますが演奏は3分30秒辺りからです)がアップされていました。お薦めはしませんが、興味のある方はご覧下さい。しかし、TPがよく許可したな~。
6. 10     Matthew Sweet & Susanna Hoffs がTP&HBをカヴァー
<TOSHI> 2006年に発売されて好評だった Matthew Sweetと Susanna Hoffs によるカヴァー・アルバム『Under the Covers Vol. 1』。2作目の『Under the Covers Vol. 2』ではTP&HBの"Here Comes My Girl"を取り上げています。パワーポップ界のオタ○ Matthew Sweetと Susanna Hoffsの舌足らずな声のコラボレーションで、あの曲をどう仕上げるか今から楽しみです。他にも Fleetwood Macの"Second Hand News"やGeorge Harrisonの"Beware Of Darkness"などが収録される予定になっています。
[ 発売元: Shout! Factory 2009年7月21日発売予定 ]
6. 10     ドイツ Amazonに奇妙なアルバム
ニュースが少ない時はAmazon探しに限る…ということで色々と調べたところ、ドイツのAmazonに6月26日発売予定のアルバムが掲載されていました。タイトルは『Live in Chicago』 [Doppel-CD(*)]。細かい情報がなかったので発売元のCargo Recordsのサイトを探してみると、カタログというカテゴリーの中に少しだけ情報があり、それによるとDVDと2CDの2種類が発売されるとのこと。CDの曲目データがありませんでしたが、DVDの方の記載を見る限りは、既発の『Soundstage』と全く同じなのでこれも同様の物と考えられます。
[ 発売元: Cargo Record 2009年6月26日発売予定 ]
<TOSHI> *) ドイツ語で Doppel-CD とは DualDisc のことらしいです。ということは、最近目にすることが少なくなった、片面CDで反対にDVDが収録されているディスクでの発売ということですが…。
6. 10     Works Progress Administration、ツアーへ
これまでロサンゼルスのThe Largoを拠点としていたWPAですが、初ツアーが発表されました。東西海岸とコロラドのフェス主体の日程です。
<Shigeyan>
6/18 Anthology (San Diego, CA)
6/21 Telluride Bluegrass Festival (Telluride, CO)
8/16 Philadelphia Folk Festival (Schwenksville, PA)
8/18 Eagleview Concert in the Square (Exton, PA)
8/19 Joe's Pub (New York, NY)
9/ 6 Strawberry Music Festival (Groveland, CA)
6. 10     Benmont、Sara Watkins のソロ・ライヴに引き続き参加
Benmontが参加する Works Progress Administration(WPA)のメンバーでもある Sara Watkins のロサンゼルスでのショウ(5月14日、The Largo)に Benmontがゲスト出演しました。Sean Watkins、Greg Leisz など WPAの他のメンバーに加えて、Jon Brionも参加した模様です。
<Shigeyan> http://laist.com/2009/05/12/sara_watkins.php

May-2009

5. 22     with The Allman Brothers Band
5月19日、ロサンゼルスのGreek Theatreで行われたThe Allman Brothers Bandのライヴに、TP、Mike、Benmontが揃ってゲストとして登場しました。3人が演奏に加わったのは、Bob Dylanの"It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Train To Cry" と "Highway 61 Revisited"。Benmontは、TP、Mikeが加わる前に1曲 ("The Sky is Crying")、さらにアンコールの1曲("Southbound")にも参加しました。"Southbound"にはBruce Willis (ハーモニカ)も登場したそうです。
楽しそうに課外活動に励む3人の写真がオフィシャル・サイトに掲載されています。
09/6/10 また、YouTubeにいくつか映像がアップされています。 <Thanks to TOSHI>
"It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Train To Cry"   "Highway 61 Revisited"
5. 10     紙ジャケ・SHM-CD 続報
紙ジャケ・SHM-CDの『Into The Great Wide Open』はオリジナルLPをミニチュア化したとは言い難い作りでした。そこで、ユニバーサルのサイトにある<問い合わせフォーム>を使って今回の紙ジャケに関する質問を送ってみました。趣旨は以下の通り。
1. レコードコレクターズ 2009年2月号掲載の広告で「オリジナルLPをミニュチュア化した紙ジャケット仕様」とあるが、実際に発売された『イントゥ・ザ・グレイト・ワイド・オープン』は既存CDを紙ジャケ化したものにすぎない。
2. 発売以前から今に至るまで「仕様が変更になった」という説明がどこにもなされていない。
<TOSHI> 5月9日で1ヶ月が経過しましたが、何の返事もありません。再度メールを送ってみて何か分かりましたらご報告させて頂きます。
5. 10     『ミュージックマガジン』 アルバム・ランキング・ベスト100
<TOSHI> 現在発売中の『ミュージックマガジン』5月号の特集は「アルバム・ランキング・ベスト100 1980~1989年編」です。勿論、TP&HBのアルバムがランクアップされているわけはないのですが、ノミネート全300作品の1980年に『破壊』が入っています!珍しいこともあるものです。
関連作品としては1989年にTraveling Wilburys『ヴォリューム・ワン』の名前がありました。
[ ミュージックマガジン 2009年5月号 TP&HBはP.29 TWはP.31に掲載 ]
5. 10     Steve Ferrone、David Garfield とともに活動中
<Shigeyan> Steve Ferroneは精力的に活動している模様で、盟友キーボーディスト David Garfield (以下DG)とのライヴが相次いでいます。5月1・6日にはDG and the Cats名義でロサンゼルス近郊でライヴを行ないました。また、ニューヨーク州シラキュースの Onondaga Community Collegeで行なわれる2009 Syracuse Jazz Fest (6月26・27日)では、The West Coast/East Coast Dream Band (DG, Will Lee, Randy Breckerなど)、The DG Band 名義で演奏するほか、SFのドラム・クリニックも予定されています。同月29日には、オハイオ州クリーヴランドでDG International All-Star Quintet名義で演奏します。

Apr-2009

4. 29    最近のTP&HB
ここ最近の情報をまとめてみると…今現在、TP&HBは新譜のレコーディングは行っていないようです。Benmont、Steveへのインタビューではそれぞれ、MikeとTPはライヴ・アルバム制作に取り掛かっていると語っています。ただ、このライヴ・アルバムのプロジェクトはもう何年も言われていること。何時フィニッシュするのかは定かではありません。さらに、Benmontによると、TPはMudcrutchでのライヴ(ツアー)をやりたがっているようです。
George Harrison のWalk of Fame授与式でのTPの姿を見るにつけ、完全にオフなのだと実感せざるをえません。今年の公式な活動は期待薄なのでしょうか。
4. 29    Together Through Life (続報)
4月28日、Bob Dylanの新譜 『Together Through Life』が発売されました。Mike Campbellはアルバムを通してギター、マンドリンでの参加です。一方、参加が噂されていたBenmontはクレジットされておりませんでした。残念ながら噂で終わったかお蔵入りしたか…のようです。
[ 発売元:COLUMBIA 88697 51697 2 発売日:2009年4月28日 ]
4. 29    Steve Ferrone is recovering
「Drumhead Magazine」(Issue 14, March/April 2009)で、Steve Ferroneが前立腺ガン(prostate cancer)の手術(robotic surgery (内視鏡手術?))を受けたことについて語りました。早期発見だったため、入院・回復期間も短く済み、既に音楽活動に復帰(4/15にはTonight Showに元気に出演↓)しています。
Steveインタビュー内容はこちらで
4. 18    Steve Ferrone on Tonight Show
4月15日夜に放送される Tonight Show with Jay Leno (NBC)に Steve Ferroneが出演したとのこと。Steve はChris Botti featuring John Mayerの演奏に参加したようです。
09/4/26 Steve出演の映像がありました。落ち着いた感じの演奏です。
Chris Botti featuring John Mayer - Glad To Be Unhappy
4. 18    George Harrison Hollywood Walk Of Fame Star Ceremony
4月14日に行われたGeorge Harrisonの Hollywood Walk Of Fame入り の記念式典に、TP&HBが出席しました。starを授与されたのはGeorgeで2,382人目とのこと。式典にはOlivia Harrison、Dhani Harrison、Paul McCartney、Tom Hanks、T-Bone Burnett、Eric Idle、Joe Walsh、Jeff Lynne、Tom Petty、Mike Campbell、Ron Blair、Scott Thurston、Steve Ferrone 等が出席。忙しい Benmont Tenchは街に不在のため欠席でした。
各所に発表されている写真を見ると、すっかりオフで寛いでいるようなカジュアルな風体のTP。果たして本当にレコーディングなどしているのか… ちょっと心配になってきます。
4. 10    Sound City Studios の紹介動画
『Damn The Torpedoes』 『Wildflowers』 『She's The One』がレコーディングされたことで知られているロサンゼルスの Sound City Studios。その内部を見ることができる動画がインターネット上にアップされています。7分30秒あたりでTP&HBのエピソードも語られていますので、興味のある方はぜひご覧下さい。
<TOSHI> YouTube / Ronan's Recoding Show #03
4. 10    TP が Neil Finn に楽曲提供?
<Shigeyan> Neil Finn (Crowded House)が Wilco、Radioheadのメンバー、Johnny Marr、KT Tunstallなど豪華なゲスト陣とともに新譜をレコーディング中ですが、TPが楽曲を提供する可能性があるようです。TP&HBとも関係が深いプロデューサー・エンジニア Jim Scottが今年2月のインタビューで明かしています。なお、アルバムの収益金は国際活動団体オックスファムに寄付される予定です。
4. 10    W.P.A. ウェブサイト・リニューアル
<Shigeyan> Benmont Tenchの新バンド Works Progress Administration (W.P.A.)のウェブサイトがリニューアルされました。ライヴ映像とともにバンドを紹介する動画(7分強)に加えて、Myspaceサイトで公開されていた3曲が試聴可能となっています。
4. 10    Benmont セッション参加作
また、BenmontはJill Sobuleの6枚目のアルバム『California Years』にも参加しています。こちらはオルガンで。他のミュージシャンは Mark Goldenberg、Jim Keltner、Greg Leisz、Don Wasとかなり豪華なメンバーです。
[ Pinko Records 61309 4月14日発売予定 ]
元Nickel Creekで現在はBenmont TenchとWorks Progress Administration (W.P.A.)で共に活動しているSara Watkinsの初ソロ『Sara Watkins』が発売されました。その中にBenmontがピアノで参加しています。クレジットを見ると Greg Leisz、Pete Thomas、Sean WatkinsのW.P.A.メンバーやJon Brion、Tim O'Brien、Gillian Welchなども参加しているようです。
<TOSHI> [ Nonesuch/elektra 2.516987 4月7日発売 ]
なお、Benmontは4月9~11日にアトランタ、ジャクソンヴィル等で行われる(行われた) Sara Watkinsのショウに参加しています。Saraは The Old Crow Medicine Show のオープニング・アクトを務めますが、Benmontはメイン・アクトのステージにも登場するようです。
4. 10    Mike join JJ Cale
下記の3月28日に続いて、4月8日にシアトルのTriple Doorで行われたJJ Caleのショウにも Mikeがゲストとして参加しました。今回は最初から最後まで(全17曲)の演奏に加わったとのこと。セットリストはオフィシャル・サイトで。
4. 3    TP and Mike join JJ Cale
オフィシャル・サイトのニュースによると、TP と Mikeが3月28日のサンタモニカ McCabe’s Guitar Shopで行われたJJ Caleのショウに飛び入り参加したとのこと。Caleのセットの中盤でステージに加わったTPとMike、結局最後までステージで演奏していたようです。アンコール含め9曲、共演した曲目は以下の通り。
Crazy Mama、After Midnight、I’d Like To Love You, Baby、13 Days、Tijuana、Cocaine、Call Me The Breeze、I'd Make Love To You Any Old Time、Travelin' Light

Mar-2009

3. 24    Together Through Life / Bob Dylan
4月28日発売予定のBob Dylanのニュー・アルバム『Together Through Life 』に、セッション参加が噂されていた Mike Campbell と Benmont Tench の演奏が収録されている模様です。
Bob Dylanのオフィシャル・サイトをチェックしてみると… 新譜に関するインタビューの中で(斜め読みですが)、「誰がギターを弾いているか?」という質問にDylan自身が Mikeの名前をあげていました。果たしてメインのギタープレイヤーなのか?ごく一部での参加なのか??いずれにしても楽しみです。
3. 18    紙ジャケ・SHM-CD 発売!
心配された紙ジャケ・SHM-CDが無事発売されました。ただし、3月10日にお伝えしたように、『Pack Up The Plantation~Live!』抜きの7タイトルのみです(残念)。既に、3月17日より大手CDショップの店頭に並んでいます。
3. 10    『Pack Up~』発売中止? <紙ジャケ・SHM-CD続報>
<TOSHI> 紙ジャケ情報の続きです。相変わらず、ユニヴァーサルのサイトで告知は見つけられませんが、AmazonやHMVのサイトでは3月18日発売のままなので、来週には入手できる予定ではあります。
ところが、気になることに『Pack Up The Plantation~Live!』が発売中止になったという情報が… ネタ元は音楽雑誌『CDジャーナル』サイト。3月2日付の追加情報で「上記でお伝えした作品のうち、『バック・アップ・ザ・プランテーション~ライヴ!』は発売中止になりました。」と書かれています。本当のところはどうなのでしょうか?
3. 10    Neil Diamond トリビュートに Benmont が参加
<TOSHI> Neil Diamondの長年の功績を称えて、グラミー賞授賞式の前日(2月7日)に様々なミュージシャンが彼の曲を歌うコンサートが開かれました。参加メンバーはColdplay、Foo Fighters、Cassandra Wilson、Kid Rock、The Jonas Brothers、Josh Groban … と年齢もジャンルも違うミュージシャンがこれほど集まったことに驚かされます。
このコンサートの演奏を務めたのがまたすごいメンバーで、Mark Goldenberg (ギター)、Don Was (ベース)、Jim Keltner (ドラム)、そして Benmont Tench (キーボード)。コンサートの最後に Neil Diamondが登場し、このバンドをバックに6曲演奏しました。どうしても見たいのでいろいろと探しましたが、どこにも映像はアップされていませんでした。引き続き探し続けますので、何か分かりましたらまたご報告させて頂きます。
3. 10    Dirty Knobs がベネフィット・ライヴで演奏
2月6日(金)にロサンゼルスで開催された<A Benefit Gig to honor the life of Mike "Pipes"Canipe and Family >に Mike Campbell 率いる The Dirty Knobsが出演しました。Mike"Pipes"CanipeはJohn Fogertyの『Premonition』『The Long Road Home』に参加しているギタリストで、今年の1月に肝臓ガンで亡くなっています(62才)。ライヴにはDirty Knobsの他に、故人と交流があったミュージシャン(Waddy Wachtel、Bernard Fowler、Blondie Chaplin、Marc Ford、Phil Jones)が数多く出演。3月にも同趣旨のライヴが催されるとのことで、そこにもDirty Knobsの出演が決まっているようです。
   Dirty Knobs と Romeo Delta
<TOSHI> Dirty Knobsの話題が出たところで、こっそり貯めているお宝ネタ(?)を放出します。
1月 17日 NAMM Show (アメリカで毎年開催される世界最大規模の楽器ショー)でのライヴ。Mikeのヴォーカルが楽しめます。
2月25日 サンタモニカのThe Jointでのライヴ。Mikeの息子 Darianが参加するバンド Romeo DeltaがKnobsの前座を務め、夢の親子競演(笑)が実現です。
上の続きの映像では、1分1秒~2秒の Benmont おじさんの表情に注目!
3. 10    Sean Nelson、Benmont とのライヴ・セッションを語る
<Shigeyan> ロサンゼルスを拠点に活動するアーティスト Sean Nelsonがライヴハウス Largoで Benmontとセッションした際の様子をインタビューで語っています。 
「Largoで演奏するときは、予測していない、驚くような、美しい夜になることが多いんだ。前に演奏したときには、Jon Brion (シンガー・ソングライター、プロデューサー)、Benmont Tench、Sean Watkins (Nickel Creek)、Sebastian Steinberg (ベーシスト、元Soul Coughing)、David Garza (シンガー・ソングライター)とオールスターというか、スターはいないんだけど… ジャム・セッションをしたんだ。リクエストを1時間受けたんだよ。最高の喜びだったよ。」
3. 10    Jim Scottが Steve Ferrone などの音源セットをプロデュース
<Shigeyan> 『Wildflowers』『The Last DJ』などの制作で活躍したエンジニア/プロデューサーJim Scottが、Steve Ferroneと Chad Smith (Red Hot Chili Peppers)のドラム・サウンドを含んだ音源セット「Jim Scott's Rock Drums」を制作しました。これがあれば、デジタル・レコーディングでSteve Ferroneのドラム・サウンドが使えます!
3. 10    "You Wreck Me" カヴァー
Warner Bros. Records 50周年記念の一環として、ワーナー所属アーチストのカヴァー集『Covered: A Revolution In Sound』が発売されます。Madonna、Neil Young、Joni Mitchell、Talking Heads、Black Sabbath など全12曲の中に TPの "You Wreck Me"がありました。アルバムのMyspaceで聴くことができますが、Taking Back Sundayというバンドによる演奏はひたすら速い(笑)。3月24日発売予定です。

Feb-2009

2. 10    Jacob Dylan の曲に Benmont が参加
アメリカの人気TVドラマ「NCIS (邦題:ネイビー犯罪捜査班)」のオリジナル・サウンドトラック(2枚組)に収録されている Jakob Dylanの "No Matter What"に Benmont が参加しています。サントラのオフィシャル・サイト に行くと90秒ほど視聴ができます。Benmontの弾くピアノのイントロが印象に残る、落ち着いた素敵な曲ですので、興味がある方は聞いてみて下さい。
<TOSHI> [ 発売元:CBS  2月10日発売 ]
2. 10    Neil Diamond インタビュー: BT、MCを語る
<Shigeyan> Benmont Tench、Mike Campbellが客演したアルバム『Home Before Dark』が大好評だったNeil Diamond。The Oregonian紙のインタビューで、アルバムのサウンドの鍵となった2人について、次のように熱く語っています。
「(2人のことは) 語り尽くせないよ。彼らは素晴らしいミュージシャンだ。多くの意味で曲に命を吹き込んでくれたんだ。彼らは、僕の意欲にも大きく貢献してくれた。僕が曲のことで落ち込んだときにも、意欲を高めてくれたんだ。悪い曲を書いてしまったことをバンドに謝ったんだけど、彼らは「悪くないですよ。やり方を考えてみるだけのことですよ」と言ってくれた。BenとMikeはいつもそこにいてくれたんだ。」
Talking with Neil Diamond, The Oregonianサイト 2009年1月8日更新分)
2. 10    Benmont 新バンド: 新譜発売情報
Benmontの新バンド Works Progress Administrationについて、メンバーのSean Watkins (Nickel Creek) がインタビューでサマーツアーの可能性やアルバムの発売予定時期が「晩夏」であることを語りました。アルバムの方向性は「曲志向、アメリカン・フォーク・ロック的で、カントリーが少し加わっている」だとか。
<Shigeyan> http://www3.signonsandiego.com/stories/... | http://laist.com/2009/02/05/sean_watkins.php
2. 10    Sara Watkins ソロアルバム (続報)
12月号でお伝えしたBenmontが参加している Sara Watkinsの初ソロ・アルバムの続報。新譜のタイトルはそのまま『Sara Watkins』で、Nonesuch Recordsより 4月7日に発売の予定です。アルバムには Jon Brion、Tom Waitsのカバー曲も収録されているようです。 
<Shigeyan> http://www.cmt.com/news/news-in-brief/...
2. 10    2008's Best Live Shot
<Shigeyan> やや季節外れなニュースとなってしまいました(スミマセン)が、Rolling Stone誌サイトにおける 「The Year in Performances: 2008's Best Live Shot」という特集ページで、2008年のライヴ・ショット計86枚のうち、50枚目にTP&HBのMadison Square Garden (ニューヨーク) 公演 (2008年6月17日) の写真が取り上げられています。
2. 9    『Runnin' Down A Dream』グラミー受賞
長編ミュージックビデオ部門(Best Long Form Music Video)にノミネートされていた『Runnin' Down A Dream』 (Peter Bogdanovich監督)が見事にグラミーを受賞しました。2月8日にロサンゼルスのStaples Centerで行われた授賞式にはTP&HBは参加しなかった模様です。何はともあれ、おめでとうございます!
2. 3    紙ジャケ・SHM-CD 発売延期
ユニバーサル インターナショナルから発売予定の紙ジャケ・SHM-CDの発売日が3/18に延期になりました。前回の企画が中止になっているだけに、無事に出てくれることを願うばかりです。
現在発売中の『レコードコレクターズ 2009年2月号』に広告が掲載されています(5ページ)。TP&HBの広告自体が珍しいので、興味のある方は是非ご覧下さい。

Jan-2009

1. 10    Griffin House の新譜に Mike と Benmont 参加 (第2報)
<Shigeyan> 2007年7月10日に第1報をお伝えした通り、オハイオ生まれのシンガー・ソングライターGriffin Houseの新譜『Flying Upside Down』(Nettwerk Productions、発売中)にMikeとBenmontが参加しています。公式サイトでは、本人がアルバム各曲を解説していますが、Mikeの12弦ギターがフィーチャーされている"Live to Be Free"では、次のように語っています。「Campbellは本当にすごかった。彼もBenmontも。あんな風に働ける人なんて見たことなかったよ。曲のキーを彼らが聞いたら、すぐ演奏しはじめたんだ。Mikeは殆ど全てを1回目のテイクで決めたんだ。凄かったよ。」
1. 10    TP&HB Tシャツを着る Dave Kushner (Velvet Revolver)
<Shigeyan> ボーカリストScott Weilandが脱退してしまったVelvet Revolver。元Guns N' Rosesのメンバーたちが注目されがちですが、唯一の無名メンバーである(?)ギタリストのDave Kushnerが、ギターアンプ Mesa Boogieのカタログ(2007年11月版)でTP&HBのTシャツを着ているのを発見しました。同商品を使用するアーティストたちを紹介するページ(p. 53)で、30周年ツアーTシャツを着ているのが確認出来ます。彼らの音楽性からTP&HBは全く連想できないのですが、ツアーTシャツを着ているとは、きっと観に行った、ということなんでしょうね… ちょっとビックリです。さらに、こんな細かいところまで見ている自分にビックリです。
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